ビジネスで複合機(コピー機)を使用する際に、最も使用頻度が高い機能はプリント(プリントアウト)機能ではないかと思います。会議の資料、見積書、申込書、顧客への提案資料など、PCで作成した資料を印刷して使用するケースは非常に多いです。

オフィスのペーパーレス化が叫ばれてはいますが、まだまだ用紙に印刷するケースが一般的です。

ところで、新品複合機ならではのプリントの際の便利機能や優れた特徴はみられるのでしょうか?」今回の記事では、複合機のプリント最新機能についてて徹底解説いたします。

目次

1、 複合機(コピー機)のプリント基本機能

複合機(コピー機)のプリント機能

複合機(コピー機)のプリントの基本機能について紹介します。
プリントアウトは、PCから指定した書類を印刷するだけの機能と思われているかもしれませんが、最新の新品複合機は基本機能が充実しています。

① アイコンにドラッグ&ドロップするだけでワンタッチプリント

通常、プリントアウトする際には、印刷したい資料をPCで開いてからプリントアウトボタンを押さなければなりません。しかし、ワンタッチプリントの機能を使用すれば、デスクトップ上にあるワンタッチプリントアイコンに、印刷したいファイルをドラッグ&ドロップするだけでプリントアウトできます。業務効率化に大いに役立つ機能です。

② 白黒プリントする際に、カラー強調部分にはアンダーラインで強調

カラーデータをモノクロ印刷する際に、従来は網掛けの強調部分はグレーで出力され、逆に文字が読みづらくなっていました。新品複合機(コピー機)では、網掛け強調部分を自動的に判別し、アンダーラインを引くことでモノクロでも強調箇所とわかるように印刷される機能が搭載されています。

③ インク、トナー節約プリントモード

画質をわざと少し落として、インクやトナーの消費を抑えて経費を節約するモードもあります。機種にもよりますが、最新複合機では画質やトナーの使用量を細かく設定できるものが増えています。

④ 長尺プリントモード

ポスターや横断幕など、通常の用紙サイズよりも長い用紙に印刷できるモードです。従来は、通常の事務所用の複合機でポスターや横断幕を作る際にはA3サイズで印刷したものを糊づけされていたと思いますが、長尺プリント機能を使用すれば、その手間も省けますし見栄えも良くなります。

⑤ セキュリティプリント機能

機密情報やスタッフの個人情報、営業成績が記載されたデータなど、従業員とはいっても誰にも見せたくない書類もあると思います。セキュリティプリント機能を使用すれば、プリントデータにパスワードをかけて情報の漏洩を事前に防ぐことができます。
セキュリティプリントを行ったデータは、複合機内部にパスワード付きでデータとして保存されます。印刷する際に、複合機のパネルにパスワードを入力するとプリントアウトされます。

2、複合機(コピー機)のプリント機能-ネットワーク機能

複合機(コピー機)のプリント機能

複合機(コピー機)は従来のようにPCのデータを印刷するだけではなく、さまざまな媒体からフレキシブルにプリントすることが可能となっています。

① USBプリント

新品複合機では、USBのデータを直接読み取ってプリントアウトできる機能が搭載された機種が多いです。
USBから出力できることにより、ネットワーク外のPCで作成した書類も手間なく印刷することができます。また、出張先などに資料を持参しなければならない場合でも、出先にUSBプリント機能付きの複合機があることが分かっていれば、あらかじめ資料をプリントアウトしたりノートPCを持参したりしなくても、USBを差し込むだけで資料をプリントアウトできます。
企業のペーパーレス化、フリーアドレス化にも役立つ機能です。

スキャンしたデータをダイレクトにUSBに保存することもできます。

② スマホやタブレットから簡単プリント

もし事務所に無線LANの環境があれば、スマートフォンやタブレットと複合機を同一のネットワークに接続して、複合機(コピー機)と連携させることができます。
スマホ、タブレットと複合機を連携させた場合、PCを介さずにスマホやタブレット端末から直接データを印刷できます。

また、モバイル端末を複合機のタッチパネルとして使用することができます。

3、まとめ

最新の新品複合機(コピー機)のプリント機能について紹介しました。
最新機能としては、一つひとつの使い勝手を高める機能と、ネットワークやインターネット回線を利用した業務効率を高める機能があります。

従来は、プリントアウトといえば、PCでいったんデータを開いてから出力するのが当たり前でしたが、新品複合機ではUSBやモバイル端末のデータから直接プリントしたり、PCのファイルを開かずにそのまま印刷したりできる機能が付いています。またインク(トナー)を節約するモードや横断幕が作成できる長尺モードなど、ビジネス用途に嬉しい機能も充実しています。


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